とある6月の午後、友人の結婚式に着ていく服を選んでいたときのこと。
普段はあけることのないクローゼットを開けてみると、ムワ〜〜〜とした空気が・・・
ギュウギュウに詰まっているクローゼットの中から、式服を選んでいる最中
ハンガーにかかっている一着のライダースジャケットに目が行きました。
お気に入りのライダースジャケットはエアロレザーのハイウェイマン。
そう、エアロレザーと言えば馬革!と言われる程、超有名な馬革製ライダースジャケットです。
「しばらく着ていないな〜」
「買ったばかりのときはメチャクチャ硬かったなー」
「相当着込んだので革もいい具合にヤレテ、来シーズンは最高の仕上がりだな」
「これ着て、グラサンかけて、俺もターミネーター」
「ん?なんだ、この白いの・・・」
ギャーーーーーー!!!!
ゴキちゃんのように黒光りした漆黒ボディの表面に白い斑点が・・・・
僕のお気に入りの一張羅ライダースジャケットにカ、カ、カ、カビが生えてる〜〜〜!!!
そうなのです!
僕の大切にしていたエアロレザーの馬革ハイウェイマンに白いポツポツとしたカビがこれでもか!と言うくらい浮いているのです。
そりゃ〜焦りました。えぇ・・・
雨にぬらした記憶も無い!
昨年クローゼットにしまうときは確か濡れタオルで綺麗に革表面を拭いた!
ポケットにムシューダも入れた!
手入れは万全だったはず。。。
まさか自分の革ジャンにカビが生えるなんて思ってもみません。
頭の中は、どうやればこの無数の白いシミが消えるのか・・・
志村けんよろしく、大丈夫だぁ〜太鼓を頭の中でバンバン打ち鳴らし、ひとり考えました。
そして出た答えは・・・・
ググってみよう。
革の手入れ方法について何か情報を得られるかもしれないとGoogleで検索してみました。
そうすると、
『濡れ布巾で表面を拭いてから、乾かし、風通しの良いところに保管しミンクオイルを塗る。』
と普段よく耳にする当たり前手入れ法が紹介されていました。
まず固く絞ったタオルでゴシゴシ表面を拭きました。
黒の革ジャンの色がタオルに少し写りました。
白いカビの後は、気にならない程度に消えました。
ヤッターーーーー!!!
これはイケルぞ!
次はオイル、オイル、オイル!?
僕が見たサイトはブーツの手入れ専門サイトだったため、ミンクオイルを推奨しているのですが、
別のサイトだとミンクオイルはシミになり革がふにゃふにゃになると書かれてるのです。
どっちが正しいのか分かりません、
大切な革ジャンがフニャフニャになるのはご勘弁を。。。
シミになったら最悪だ。こりゃ手入れ用のレザーオイルは慎重に選ばなくちゃならないべ。
どんなレザーアイテムにも使え、尚且つ効果てきめんな手入れ用保革クリームは無いものか・・・
そう思い、調べてみると・・・
ありました!
ヤッタ!
ヤッタ!
それが、ラナパーだったのです!
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■メーカー: |
ラナパー |
■製造国: |
ドイツ |
■成分: |
蜜蝋/ホホバ油/ワセリン/ラノリン100% |
■価格: |
2100円(税込) |
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ラナパーはある無名掲示板にて初心者でもらくらく簡単に革の手入れができる画期的なレザーメンテナンスクリームだと大絶賛されていていました。しかもラナパーはテレビショッピングでもお馴染みというではありませんか!
ラナパーはココがスゴイ!
ラナパーだけでクリーナー、トリートメントの1本2役をこなします。 |
レザーに浸み込み光沢が得られきれいな状態を長く保つことができます。 |
ラナパーはミツロウ、ホホバ油といった天然の素材のみ使っていますので嫌な匂いがしません。 |
モーターサイクルのつなぎ等、革靴などのお手入れに効果大です。 |
ラナパー1個(250ml)で靴約500足、ジャケット約80着の手入れが可能です。 |
雨天の外出の際に使用すれば、防水(撥水)効果が得られます。 |
カビを落として、防カビの効果も得られます。 |
ラナパーはベタつかず少量でもよくのび、ツヤツヤピカピカに保ちます。 |
オーストリッチ・クロコダイルなどの特殊な皮革製品のお手入れにもお使い頂けます。 |
ラナパーは開封後常温で5年間保存できます。 |
革製品だけでなく、合成皮革、金属、木製家具、ビニールなどのお手入れにもお使い頂けます。 |
タイルの目地に塗りこめばカビが生えにくくなります。 |
金属の錆よけにも使用できます。 |
まだまだあります!
スゴイ〜!
夢のような効用です!
しかも、最後のほうはレザーと関係ない〜(^^;
ラナパーはどんなレザー、革製品でもお手入れが出来るっていうのは嬉しいですね!
僕はクロコダイルのレザーウォレット(財布)を愛用しているのですが爬虫類系の手入れ用クリームは値段が高いのです!
ラナパーでお手入れが可能だと知り大変助かりました。
またジャケットで言えば
B−3などのラッカーコーティングがなされたシープスキンジャケットやG−1などのゴートスキンジャケットの手入れにもラナパーは使えます!
他にも車やバイクのシート類、エンジニアブーツ、ウエスタンブーツ、バック、ランドセル等留まるところを知りません!
まさしくラナパーはレザーファッションの必需品!
ラナパーは植物性の成分ですので、オイルが酸化することなく長く愛用が可能で保革効果バツグン!
今までにない究極のレザーケア用品ですね!
これは買わなきゃいけないべ。
どこが一番安いかな〜と思いヤフーオークションとかでもラナパーを調べてみました。
最初は1円でスタートしていたラナパーですが、最後には3000円くらいになっちゃう(><)!
結局お店で買うのと同じ位の値段になってしまうのです。トホホ・・
しかも、激安で売られているのはニセモノの恐れもある!?
との怪しいウワサが・・・
それはさすがにイヤだなぁ〜と思い、以下のちゃんとしたお店でラナパーを買うことに決めました!
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■メーカー: |
ラナパー |
■製造国: |
ドイツ |
■成分: |
蜜蝋/ホホバ油/ワセリン/ラノリン100% |
■定価: |
\4095 |
■販売価格: |
\3150(税込) |
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お〜〜〜、こりゃタップリ入っている!
しかも、スポンジまで付いてる!
さっそくラナパーのフタを開けてイヌのように臭いをかぐ(笑)
臭わない!
グリスみたいだけど、全然ベタ付かない!
カビた部分にひと塗りして乾いたタオルでゴシゴシこすると・・・
ピカ〜〜〜〜〜〜〜リ、ピッカピカです♪
カビた白い跡がラナパーで目立たなくなり、しかも、タオルで拭くとその跡は消えてしまいました!
ヤッター!
ヤッタヤッタヤッタ♪
さらにラナパーを塗ろうとしたけど、
ココで注意!
ラナパー等のレザートリートメントで手入れをする際に皆さん気をつけなければならない事があります。
最初は色移りがしないように目立たないところで試す!
イエーーース、イエーース
ラナパーはバックスキン、ヌバック、スウェードは使用しないほうがいい!
イエェーーース、
それもあるけど、
手入れの際もっとも大切なのはラナパーの量なのです!
つけすぎ厳禁!つけすぎ厳禁!つけすぎ厳禁!つけすぎ厳禁!
革の繊維は毛穴から通気できる構造をしているのですが、
塗りすぎると油でその毛穴がふさがり、革が呼吸ができなくなっちゃうのです。
そうすると、、、悲しいことに革が傷み、型崩れを起こし、最後にはアベシーーー!
革のコシも無くなります。付け過ぎちゃダメですよ。
では、ラナパーで手入れする際、どれくらいの量が適切なのか?
驚くこと無かれ、バックや革靴なら、1足消しゴムのカスくらいで十分です。
えーーー!?そんなにちょっとでいいの?
イエーーース。
実は革にとってほんの少しのラナパーでも栄養は十分なのです。
皆さんの体にバターを塗るところを想像してみてください。
ほんの少しのオイルでよい事が実感として分かるでしょう!
僕たちは意識しませんが、体から出る皮脂や汗も革にとっては十分な栄養なのです。
革ジャンやバックの表面を触るだけでも僕たちの指先からオイルが革ジャンやバックに染み込んでいるのです。
だから、レザーファッションは着る事が最良のお手入れ方法って言われるんですね!
逆に、栄養をやりすぎるとまたバクテリアが繁殖したりさらなるカビの原因になります。
ほんのチョット付けるだけのラナパーでも、
実はのびるのびる・・・・革の繊維の上をツゥーーーーーと伸びるのです。
内容量:250mlのラナパーを使い切るのはものすごい事です。
ラナパーひとつでブーツ500足分の手入れができるのはウソじゃありません。
タップリ入っていますのでラナパー1個買えばずっとレザーメンテナンスに頭を悩ませる事はありませんよ♪
ピカピカに革製品が蘇るので、レザーファッションの手入れが楽しみになってしまうかもしれませんね!
何はともあれ、カビに汚染されたライダースジャケットはラナパーで手入れをして見事復活しました。(^^)v
ラナパーでテカテカに輝き蘇ったライダースジャケットを横目にご満悦です(笑)。
ひょんな形でライダースジャケットに気が付いたから良かったものの、
あのままほったらかして秋口にカビだらけで発見したらと思うとゾッとします。
僕のはまだ10年物のライダースジャケットですが、世の中には1950年代製やら60年代製なる
長老ライダースジャケットも存在します。
ビンテージライダースジャケットは一点モノですので替えがききません、
きちんと手入れをしないとビビ割れ、革の硬化もあり、
オイル選びや手入れ方法には慎重にならざるを得ません。
高級ブランドのバックや、レザージャケットも同様です。
そんなときは、この植物性のラナパーを問答無用でオススメします!
酸化した古いオイルで大切な一張羅を台無しにしないようにしてくださいね!
革自体の強度も高め、最低でも5年間は使用できる、ラナパー。
シーズンごとの革の手入れだけではありません、ラナパーは防カビ効果もありますので、カビに対する精神的な心配も払拭します。
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